なぜ遺産分割が法定相続分通りにならないのか?

遺産分割が法定相続分にならない理由

まず、被相続人(亡くなった人)が亡くなると遺産(相続財産)を相続人全員で共有している状態になります。
共有している時の持分は法定相続分となります。

法定相続分とは?

何もしなければ、相続人がそれぞれ法定相続分を相続していることになります。

その際「法定相続分とは違う割合で相続をしたい」と相続人全員が思っていれば遺産分割手続きをして相続人全員の合意のもとで遺産分割が行います。

法定相続分は、相続人の間で遺産分割の合意ができなかったときの遺産の取り分であり、必ずこの相続分で遺産の分割をしなければならないわけではありません。

遺産分割が法定相続分通りにならないのは理由があります。

例えば、親と同居して世話をしていた兄と、親とは別居で暮らしていた次男を比べると、約7割は被相続人(亡くなった人)と同居している兄が遺産(相続財産)を多く相続しています。

その理由はいくつかあって、精神的負担経済的負担があったからです。

同居による精神的負担では、老後の世話をする同居者の気持ちは、経験しないと分からないと言われています。

生活の様々なシーンで同居の両親に対する配慮が必要となります。

経済的な負担では、介護状態になったときの費用や、その他の病気になったときに自由診療で保険が効かない費用も発生することがあります。

また、本家を守るために、檀家として菩提寺と付き合うのは多くの費用がかかりますし、近所との付き合いや冠婚葬祭の費用がかかります。

このように経済的な費用負担を多くしているので、非同居者はそのことを意識して遺産分割協議で譲ることが多いのです。

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