相続税申告までの流れ

相続税の発生というのは、生きていれば誰もが経験するものではありません。

納め慣れている他の税金とは違い、初めてのことで慣れていないのは当然なので、戸惑いから手続きが遅くなってしまうこともあります。

しかし、相続税の申告が遅くなってしまえば、延滞税の発生や、最悪のケースになると税務署から差押えをされてしまうこともありますので、事前におおまかな流れをしっかりと確認しておくようにしましょう。

また、どうしても期限内に納めることができない場合には、延納物納といった方法もありますので、こちらについてもチェックしておきましょう。

申告までに行う8つのこと

申告までの流れをスムーズに進めていくためにも、必要な手続きを知っておきましょう。

下記に申告までにしなければならないことをまとめてみました。

①被相続人の死亡
7日以内に死亡届を提出

②遺言書の確認
自筆証書遺言などの場合は家庭裁判所の検認手続が必要です。

③相続人の特定
被相続人の出生から死亡までの戸籍を取り寄せて相続人を特定させましょう。

④相続放棄や限定承認の選択
相続を知った日から3ヵ月以内に選択しなければなりません。

⑤所得税の準確定申告
被相続人の死亡から4ヶ月以内に申告をしなければなりません。

⑥すべての相続財産の確認
預貯金・土地建物など遺品整理をしながらすべての相続財産を確認しましょう。

⑦遺産分割の話し合い、協議書の作成
すべての相続人で行われなければなりません。

⑧相続税申告書の作成・提出
被相続人の死亡の翌日から10ヶ月以内に行わなければなりません。

延納は担保と利子税に注意

相続税は、原則として納税の期限までに全額を納付することになります。

しかし、納付をすることによって生活が厳しくなってしまうような場合は延納の申請をすることもできます。

こちらを利用することによって、最長で20年分割をすることができます。

ただし、延納を利用するには税額に見合う財産を担保に供しなければなりません。

また、利子にも税金がかかってきますので、利用を検討されている方は注意が必要です。

物納という方法もある

延納をしたとしても、どうしても相続税の納付を金銭ですることができない場合、物納という方法があります。

物納というのは相続税を金銭ではなく、相続財産そのものから納めることをいいます。

しかし、自由に相続財産を選択できるわけではなく、財産によって順序が決められています。

また、権利関係がはっきりしていないもの(登記がされてないなど)については、物納が認められない場合もありますので注意が必要です。

延納と物納のやり方について詳しくはこちら

タグ: 申告
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